川崎市立下作延小学校の課外事業で気象・防災教室
を開催しました(2021年5月22日)
 

 川崎市立下作延小学校で実施されている課外授業「かがやき交流会」の一環として令和3年5月22日(土)に「下作延防災まもり隊」と題する授業を当機構、NPO法人とどろき水辺、(株)オフィス気象キャスター、気象と地域防災フォーラムなどが協力して4年生を対象に実施しました。

 防災の取り組みについて調べたり、災害について学んだりする活動を通して自分自身も地域の一員としてできることを考え行動することを目標とし、多摩川の洪水や堤防についての授業を当機構副理事長の知花東京大学工学系研究科准教授が行いました。また、気象災害について楽しみながら学習する「気象かるた」と観天望気の書を作る授業を気象予報士の宇野日和さんらが行いました。

 当日は、保護者参観の形式であったため、保護者もお子さんが泥遊びの中で水や土の性質そのものに触れ学んでいる姿をみて笑顔が絶えませんでした。この授業では、砂粒の大きさが異なる二種類の水路を経験することにより,粒の大きさに伴う性質の違いを学習します。そして、生徒の皆さんは、川の侵食・運搬・堆積について学んだことと思います。
今回の授業で洪水時の川を治めるのがいかに難しいか,住まい方や避難がいかに重要かなど防災学習に貢献することができました。

 

なお、本事業は、(公財)河川財団の河川基金の助成を受けて実施しました。