「多摩川の渡し復活キックオフ勉強会」を
川崎市・ミューザ川崎内研修室で開催しました(2019年2月3日)
 

平成31年2月3日(日)に水・防災機構の主催により川崎市ミューザ川崎内研修室にて「多摩川の渡し復活キックオフ勉強会」を開催しました。約30名の川崎をはじめ多摩川流域の皆さんが参加しました。
当日は、多摩川を管理する国土交通省京浜河川事務所総括地域防災調整官の国頭さんから多摩川の護岸や船着き場についての講義がありました。続いて、当機構の理事長・鈴木から自身が関わった丸子の渡しについてのご紹介を行いました。
休憩をはさみ、参加者全員で意見交換を行いました。
主な意見として、
・今後どう継続・発展していくか
・どうしたら回数を増やせるか
・渡す場所をどう増やすか、どこに増やすか
・天候への対策
などが今後取り組むべき部分。また、「渡す」こと自体はあくまで目的ではなく手段だと思うので「渡し」を中心に枝葉を伸ばすように
・地域コミュニティおよび市民・自治体・民間事業者の連携強化
・両岸のコミュニティ接続
・地域資源の発掘
・環境系および歴史・文化教育の強化
・川を相手にした防災視点の流布
などと繋がっていくことが求められるといったことが共有されました。
今後も多摩川の渡しを復活させるための課題等の洗い出し、実現に向けて行政、市民が一体となって勉強を進めてまいります。

 

なお、本教室は、(公財)河川財団の河川基金の助成を受けて実施しました。





開 会



国土交通省京浜河川事務所
総括地域防災調整官・国頭氏の話題提供
 


理事長・鈴木からの丸子の渡しについての紹介



意見交換のようす